Circle to a Line (サークル トゥー ア ライン)

動作を始める隊形 エイト チェイン スルー。
コール例

Circle to a Line

Heads Lead Right; Circle to a Line, Head Men Break, Make a Line of 4

Sides Star Thru, California Twirl, Circle to a Line

Heads Left Touch 1/4, Walk and Dodge, Circle to a Line

動作

それぞれの向かい合ったカプルがCircle Left(サークル レフト)1/2(180度)し、新しく外側にな る左側のダンサーが左手を放して左横にずれ、(別の4人が作るラインに向かい合う)One-faced Line (ワン フェース ライン)の一番左端となる。 他の手は離さず取ったまま維持する。 他のダ ンサーは円上を移動するが、徐々に円運動を止めて、One-faced Line (ワン フェース ライン)を 作る。 最後尾のダンサーはそのまま円運動を止めるのではなく、前進して左向きのトワールをし、 隣のダンサーと作るアーチを潜る。 動きとしてはCalifornia Twirl (キャリフォーニア トワール)に 似ている。

それぞれの向かい合ったカプルはサークルを左へ1/2(180度)回る。 新しく外側に出た左側のダンサーは左手を離して左側にずれ、(他の4人のダンサーで作られたラインに向き合う)ワンフェイストラインの左端となる。 この左手以外の手は繋いだままである。 他のダンサーは円回転を続け、徐々にこの円回転を終わってワンフェイストラインに移行する。最終に位置する人は円回転を終わって前進し、左回転のトワールで自分と隣の人で作ったアーチの下を潜る。 California Twirl(キャリフォーニア トワール)と類似の動作である。

動作を終わる隊形 向かい合ったライン。
タイミング 8拍。
スタイリング

円上を動く部分はCircle Left(サークル レフト)#1に同じ。 トワールをするダンサーは、共につ ないだ手を上げてアーチをつくり、このアーチの下でトワールするようにリードする。

サークル部分はサークルエイトと同じスタイリング。 アーチの下でトワールを行うダンサーは互いにつないだ手を上にあげ、アーチを作る。

注釈

更に多岐にわたるコール例を挙げることができる(例えば、"Circle Up 4, Break Out, Make a Line", "Circle 4, Side Man Break to a Line", "Circle Up 4, Bust Out to a Line")。 あるコーラーは常に "Circle to a Line"(サークル トゥー ア ライン)がコールされなければいけないというが、別のコーラ ーはコールされたものがはっきりしていれば他の使い方でもよいと思っている。 コーラーはサーク ル トゥー ア ラインなのか、サークル トゥー 別の動作なのか(例えば、"Heads Lead Right; Circle Left Halfway; Dive Thru")、明瞭に区別するよう注意する必要がある。 言葉の選択を誤れば、セ ットを壊すことになる。

コーラーによっては、だれが手を放すか(すなわち、だれが左手を放して最終ラインの一番左端となるか)をコールするが、これは役には立つが必ずしもコールする必要はなく、コールされたとすれば、Circle Left(サークル レフト)1/2後の、左外側のダンサーとなる人であると思えばよい。

本定義が正しく、Circle to a Line (サークル トゥー ア ライン)は、このような動作やスタイリングで踊られるべきであるが、別の動作(終了する隊形は同じ)で踊られている場合も多くある。 ダンサーとコーラーはこの別の動作に遭遇する場合があり、セットを壊さないよう互いに協力するよう注意すべきである。

Circle to a Line (サークル トゥー ア ライン)を拡大使用(別のダンサーが手を放すようコールしたり、サークルを別の角度回るよう指示)するコーラーもいるが、これは不適切であるというコーラーもいる。 とにかく、どのように動くかについての意見は未だ一致していないが、このような使い方をする場合はワークショップをする必要がある。

コール時及び講習時のヒント だれが“手を離す”かを指定するコーラーもいる。 即ち誰が左手を離し、ラインの左端で終わるかである。 この言葉は役には立つが特に言わなくてもよい。 使われた場合、サークルを左へ1/2回転した後、外側に出る左側のダンサーを指し示している。