全般的にみると、レイディーズ チェインの動作は、二人以上の女性がそれぞれ今隣にいる男性を離れてお互いにスターで(または右手を引っ張って通り過ぎ)、他の男性によってカーテシー ターンで回してもらう動作である。
ここにおいては通常のTwo Ladies Chain (トゥ レイディーズ チェイン)を定義し、Two Ladies Chain 3/4 (トゥ レイディーズ チェイン スリー・クオーターズ)については注釈の欄で記述する。
Head Ladies Chain
Right and Left Thru; Two Ladies Chain
Right and Left Thru; Ladies Chain
Side Ladies Chain Over; Side Ladies Chain Back
女性はお互いに前進しRight Hand Star 1/2 又は Right Pull By (ライト ハンド スター ハーフ 又は ライト プルバイ)を行う。 各男性は向ってくる女性をCourtesy Turn(カーテシー ターン)し、向かい合ったカプルで終わる。
女性は前進し、右手をシェイクハンドで取り、引っ張って通り過ぎ、各男性は右側にステップし、やや左を向く。 更に、各男性は左手を出して、この手の上で女性の左手を受け、Courtesy Turn(カーテシーターン)を行う。 Ladies Chain 3/4 (レイディーズ チェイン スリー・クオーターズ)の場合は、女性が前進し、(二人)の右手スターを作り、このスターを3/4回転する。
向かい合ったカプル。
向かい合ったカプル、3/4チェインの場合は3人のライン(男性、女性、女性)。
向かい合ったカプルからの場合6拍。 スクエアセットからの場合8拍。
向かい合ったカプルからの場合: 6拍、 スクエアセットからの場合: 8拍、3/4チェインからの場合: 10拍。
各男性はそのパートナーを離し、右肩を隊形の中心方向へ若干回しながら右方向へ移動し、Courtesy Turn(カーテシー ターン)に備える。 女性はCourtesy Turn(カーテシー ターン)の間 (スターを使った場合はスター中)スカートワークを行う。
男性は少し遅れて動いて、女性が空けた場所に移動し、歩を進めてくる女性を受けるため、やや左を向き、Courtesy Turn(カーテシーターン)の開始に備える。 女性はCourtesy Turn(カーテシーターン)の間スカートワークを行う
スクエアセット、内向きの8人サークル、パートナーと左手回転中の隊形(スクエア セットやパートナーと左手回転ができる数限りない量の弾力的な隊形)。
スクエアセット。
Four Ladies Chain
Four Ladies Chain 3/4
All Four Ladies Chain Across
Chain Those Ladies Over and Back (i.e., twice)
Four Ladies Chain; Chain Them Home (i.e., twice)
Do Paso, partner left, corner right, partner left; Four Ladies Chain
Shoot the Star; Four Ladies Chain
4人の女性は Right Hand Star 1/2 (ライト ハンド スター ハーフ)、もし指示された場合は 3/4 (スリー・クオーターズ) を行い、皆Courtesy Turn(カーテシー ターン)を受けてセットの中心を向く。
4人の女性は前進し、右手のスターで半分回り、お向かいの男性のところへ行き、皆Courtesy Turn(カーテシーターン)を受けてセットの中心を向く以外はTwo Ladies Chain (トゥ レイディーズ チェイン)に同じ。
男性はTwo Ladies Chain (トゥ レイディーズ チェイン)のスタイリングを使う。 女性はパームスター又は指先を集めたスターを行う。 少なくとも二人の女性がフルスカートをはいている場合は右端、ロングスカートの場合は腕を伸ばした位置でスカートをちょっと持って持ち上げ、スターに入ると優雅である。 次のコールが Chain Them Back (チェイン ゼム バック)の場合は、Courtesy Turn(カーテシー ターン)を受ける間中腕を伸ばした楽な位置でスカートを持ち続けることができる。
男性はTwo Ladies Chain (トゥ レイディーズ チェイン)のスタイリングを使う。 女性がスカートをはいている場合は、左手でCourtesy Turn(カーテシーターン)を受けることができるので、スカートワークを行うべきである。
中心が右手を取っている一般的なライン。
右手のトゥー フェイスト ライン又は左手のオーシャンウエイブ(ベーシックおよびメインストリームではエンズが男性でセンターズが女性でなければならない)。
Chain Down the Line
中心が右手で半分回り、両端は必要に応じて調整し、中心の人をCourtesy Turn(カーテシー ターン)し、カプルで向かい合って終わる。
センターズがTrade(トレイド)し、エンズがセンターズをCourtesy Turn(カーテシーターン)する。 ラインまたはウエイブでともにいた人とカプルで向かい合って終わる。
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もしどちらかのカプルがサシェイ状態であり、又は同性の場合は、Two Ladies Chain (トゥ レイディーズ チェイン)を行うに不適切である。
男性がホームにいるスクエアセットからの Head Ladies Chain (ヘッド レイディーズ チェイン)は、 たとえオリジナルのサイドの女性であっても(例えば、Four Ladies Chain 3/4 – フォー レイディー ズ チェイン スリー・クオーターズの後)、その時にヘッドの位置にいる人が行う。
次に述べる四つはTwo Ladies Chain (レイディーズ チェイン)の使い方としてはまれなケースであ ったり、局地的なものであり、ワークショップを行うことが薦められる。
スクエアセットからの Head Ladies Chain 3/4 (ヘッド レイディーズ チェイン スリー・クオーター ズ)は、よく” Head Ladies Chain 3/4, Side Men Turn Them (ヘッド レイディーズ チェイン スリ ー・クオーターズ、サイド メン ターン ゼム)“とコールされるが、ヘッドの女性は Four Ladies Chain 3/4 –下記参照-(フォー レイディーズ チェイン スリー・クオーターズ) を二人のスターを 使ってヘッドの女性の部分を行い、Courtesy Turn(カーテシーターン)はサイドの男性と行う。 終 わりの隊形は、3人のライン(男性、女性、女性)がセットのサイドの位置、ヘッドの男性は一人でセ ットのヘッドの位置となる。 この使い方におけるタイミングは10拍である。
スクエアセットからの “Head Ladies Chain Right (ヘッド レイディーズ チェイン ライト)“ 又は “Head Ladies to the Right, Chain (ヘッド レイディーズ トゥ ザ ライト チェイン)”は、それぞれ のヘッドカプルが その右側のサイド カプルと動作を行う。 当該カプルは一瞬向き合って動作 を行って、動作の後調整してスクエアセットに戻る。 “Head Ladies Chain Right (ヘッド レイディ ーズ チェイン ライト)“ は “Side Ladies Chain Left (サイド レイディーズ チェイン レフト)“ と 同じである。
向かい合ったラインからの“End Ladies Chain on a Diagonal (エンド レイディーズ チェイン オン ナ ダイアゴナル)“ は、右端にいる女性がチェインを行い、隣の男性がCourtesy Turn(カーテシ ーターン)をし、向かい合ったラインで終わる。
女性が前にいて男性が後ろにおり、女性が向かい合っているタンデムの場合、“On A Double Track, Ladies Chain (オン ナ ダブル トラック レイディーズ チェイン)“ というコールもできる。 女性が右手を引っ張って通り過ぎ、外の男性がCourtesy Turn(カーテシーターン)をする。 例え ば、Couples Circulate, Tag the Line, Cloverleaf, On a Double Track, Ladies Chain である。 この 動作はまた "Single File, Ladies Chain" (シングル ファイル レイディーズ チェイン) ともコールさ れる。